悩みタイトル

腰痛
出産することにより骨盤に歪みが生じることによって腰が痛くなりやすくなります。出産した後も赤ちゃんのお世話やおんぶや抱っこをするので腰が痛くなる人がおおいです。
ホルモンバランスの乱れ
出産する時に、女性ホルモンなどが普段より変化することによって疲れやすかったり、肌荒れがあったりする症状が増えることがあります。
体型の変化
出産する時は、一時的に体重が増加しやすく、赤ちゃんに栄養を与えるためにいつもよりも食べる量が増えたりするので体重が増えやすかったりします。
歩く時に違和感
骨盤が前傾したり、後傾したりすることによって、歩く時のバランスが悪くなりどちらかに負荷がかかることによって、歩く時に違和感や痛みが生じることがあります。
尿漏れ
骨盤の筋肉が出産の時に、骨盤の筋肉が一時的に緩むので内臓の膀胱や腸を圧迫したりすることによって尿漏れが起こりやすくなります。尿に関係する筋肉の障害で起こることもあります。

骨盤の役割とは

骨盤の役割は、いくつかあります。
①まず、骨盤は、身体の中心の部分になるので姿勢を整えるうえで1番大切な部分となっています。上半身や下半身がいくら整っていても中心である骨盤が歪んでいると正しい姿勢にはならないです。なので姿勢を良くしたりするときやスポーツで良い記録を出したい時などは、まず最初に骨盤にアプローチすることが大切です。
②骨盤は、主に3つの骨の仙骨、寛骨、尾骨で構成されていて、その骨盤が覆っている中には、膀胱、子宮、直腸なども入っていて生きていく上では、大切な内臓なども存在している重要な場所です。骨盤に障害が起こると、消化器系や泌尿器系にも影響が起こるので注意が必要です。

産後の骨盤はなぜ歪むのか

妊娠20週目ごろから「リラキシン」というホルモンが体の中から分泌されます。これによって赤ちゃんが狭い産道を通って来れるように骨盤周辺の靭帯が緩みだします。そのせいで骨盤は開き、骨盤周辺の筋肉は緩んでしまいます。そのせいでアンバランスな骨盤になってしまいます。さらに、妊娠後期になってくると体重が10キロ増加し、おなかのせいで体の重心が前に移動します。そして反り腰になってしまうのです。そんな状態で出産したあとでは完全に腰の筋肉には癖がついてしまいなかなか戻らず、日々の育児の中でだんだんと歪みもひどくなってきてしまいます。

産後に骨盤の歪みを放っておくとどんな症状が現れるのか

産後の骨盤は赤ちゃんを通すために大きく開きっぱなしです。そのままほおっておくとグラグラとした不安定感を感じやすくなったり、恥骨結合離開などの骨盤自体の問題や、骨盤が開き妊娠中の反り腰状態が続き、腰痛に悩まされることが多くなります。また、開いた骨盤によって腰回りが広がり、OX脚の原因にもつながりやすくなります。血液循環にも影響が出てしまい生理痛みが強くなってしまったりと、その時だけではなくその先にかけても様々なお体の不調が出やすくなってしまう可能性があります。「出産とは交通事故にあったようなもの」というように体のどこにどんな症状がでてもおかしくなく、さらに目まぐるしい育児によっえも不調をきたしてしまいやすいです。

当院の産後骨盤矯正施術とは

当院の産後骨盤矯正施術とはリラキシンの分泌により弛緩してしまい不安定になっている骨格の歪み・重心のバランス・骨盤の開き具合を検査し一人一人の症状に合わせて行なっております。また、矯正治療と聞くと骨をバキバキと音が鳴る様な施術をイメージされる方もいらっしゃると思いますが、骨を鳴らす矯正だけではなく骨盤周りを中心とした関節や筋肉にストレッチの延長線上でアプローチをしていくことにより正しい骨格に戻すだけではなく、歪んでいる状態に戻りにくくするのが当院の骨盤矯正となっております。リラキシンによる体の弛緩は産後半年ほどで硬く戻ってしまうと言われていますので、出来るだけ早く施術を受けることが効果を高める事に繋がります。

産後骨盤矯正をうけるとどうなるのか

産後骨盤矯正を受けないでいると様々なことが起こってしまいます。産後は無理な体勢での抱っこや授乳など、通常よりも身体に負担をかける体勢も多くなると思います。骨盤がずれていたり、歪んだりした状態になってしまうと産前の状態まで骨盤が戻らないということもあります。
また放っておくと、腰痛や恥骨痛がおこったり、体型がいつまでも戻らなかったりすることもあるなど、さまざまな問題が生じやすくなります。骨盤の歪みによって腰痛や関節痛、冷え性、便秘など様々なことが起こってしまいます。
また出産時に最大限に開いた骨盤が戻らないままでいると、下半身のサイズが大きくなってしまったり、産後しばらくたっても体重が減らなかったり、体型が元に戻らないこともあります。
また骨盤が開いた状態が続くと、下腹部がぽっこりと出やすくなります。産後骨盤矯正を行うことにより骨盤が正しい位置に戻せます。骨盤が緩んだ状態であるときにこの治療を行うと妊娠前よりも骨盤を小さくすることが出来ます。
また産後にしっかりと骨盤を矯正して、体重や体型を元に戻すことごできるので、妊娠前よりも良いスタイルにすることもできます。

改善するために必要な施術頻度は

産後の骨盤の矯正で必要な頻度は、個人差もありますが、最低でも、6ヶ月、続けれるのなら1年から2年くらいの期間が必要になり、1週間に3回くらいの頻度で治療できれば理想的です。出産を何回したかによっても期間や頻度は、変わってきます。人間の細胞は、3ヶ月周期で細胞が変化し、6ヶ月で体質が変化していき1年で定着すると言われているので1回だけでも効果は、あるのですが、何回か行い、いい状態を低地することによって今後も健康でいられる状態になります。なので、産後の骨盤矯正の改善するための頻度は、1年くらい必要で週に2から3回くらいの回数が必要です。